2021/04/04 13:13


上の写真は我が家の息子2歳頃にベランダのお花に水やりをしてる10年前のものです。

愛らし過ぎて大好き過ぎてパソコンのデスクトップにずっと保管してます。
まだ見るものほとんどが新鮮で輝かしく映るこの頃は、私の世話する植物達にも興味津々、お花が咲けば喜びイチゴが実をつければ懸命に教えてくれる純粋な子どもでした。あー、可愛かったなぁ♪(12歳となった今は興味の対象が全く変わり目もくれません(^_^;)
こんな小さな子でも日々成長するものに心を動かされる。
人間は生まれながらにして命あるものを慈しむ性質が備わってるのだなぁとつくづく思います。
この頃の私はフルタイム正社員として都心に勤務しており保育園と学童のお迎えに家事にと多忙な日々を送っておりました。
それでも、ベランダのお花や果実の世話は怠らなかったですし季節が変わればせっせと植え替えをして新たな寄せ植えを楽しむ心の余裕がありました。
よく周りの人には「忙しいのに、よく植物の手入れまで出来るねー」なんて驚かれたものです。
けれど忙しいからこそ、植物を慈しみその美しい姿から癒しと活力をもらえ仕事も育児も家事も頑張ることが出来たのかもしれません。
思えば一番熱の入ってた時期も子育てが体力的にもきつい頃と重なってますし。
植物から得られるパワーってすごいですね。

今はアーティフィシャルフラワーという生ものではないものを扱っていますが、それでもやっぱり慈しむ心はあるんですよ。
アーティフィシャルフラワーは茎にワイヤーを使っていて、自由に曲げたり切ったりすることが可能です。
花首をちょっと傾けたりするだけでまるで生花のような生き生きとした感が出てきたり表情で出てきたりするんです。
(その癖がついつい生花にも出てしまって、生花の茎を折ってしまったことあり💦)
このお花はこっちを向いてた方が美しく見てもらえるなぁこの長さにした方がカッコ良いなぁとか
そんな風に造花に命を吹き込みながら今日も制作に励むのです。